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サハラ

サハラ

サハラ

作家
笹本稜平
出版社
徳間書店
発売日
2008-04-01
ISBN
9784198625108
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サハラ / 感想・レビュー

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chimako

ようようの読了。二段組385ページ小さなフォント、ガッツリ2冊読んだ気分。主人公は元傭兵の檜垣。だが記憶をなくし自分のことが分からない。もちろん他人のことも分からない。砂漠の真ん中で何とか命をつなぐ檜垣。そんな彼を救ったのはポリサリオ戦線総司令官を名乗るアラブ人マンスール、そして自衛官で外務省勤務の日本人 牛島が近づく。ヒガキには妻がいたらしい。が、全く覚えていない。少しずつ、ほんの少しずつ檜垣の全容が明らかになる。誰が敵で誰が味方なのか。最後まで興味を無くすことなく読み終えたがいささか長かった。

2019/05/03

コリディ

5点。読んだはずだが記憶無し、それだけ内容が薄いのか?雰囲気はあるのだが、国際防諜戦では落合信彦、ハードボイルドでは船戸与一に負けてます。都合がいい記憶喪失?最愛の妻?PTSD?笹本さんは山が舞台の方が良いですね。

2017/07/29

eitah

世界で活躍する日本人傭兵。面白かったけど、結末がイマイチかな。

2016/04/16

オーウェン

目覚めるとそこは広大な砂漠。 ヘリの残骸に残っていた檜垣耀二というパスポート。 失った記憶を呼び戻すため、西サハラという架空の国で傭兵として活動していく。 笹本さんのサバイバル小説だが、着地点が見えづらい部分がある。 それに奥さんを話に絡めるなら、もっと前の方で振っておかないと印象が薄い存在に。 銃器や軍描写はいつものように詳細だが、「太平洋の薔薇」や「グリズリー」までのめり込みはしなかった。

2019/08/16

うめけろ

これはもう、素直に面白かったです。この主人公、どこかで会った気がして、笹本さんの「グリズリー」をパラパラと見てみましたが、違いました。うーん、デジャヴかなあ。特に日本人には馴染みのない地域での話ですし、傭兵なんて職業も日本人の一般庶民にはピンときませんが、それは、それ。スケールが大きくて、シドニィ・シェルダンみたいだなあ、と勝手な感想を持ちながら、楽しみながら、読みました。

2012/04/12

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