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しだれ柳: 一膳飯屋「夕月」

しだれ柳: 一膳飯屋「夕月」

しだれ柳: 一膳飯屋「夕月」

作家
荒崎一海
出版社
徳間書店
発売日
2009-05-01
ISBN
9784198627300
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しだれ柳: 一膳飯屋「夕月」 / 感想・レビュー

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ぶーにゃん@積ん読本解消中

御膳所御台所人という旗本の生まれで好きな女と一緒にいるために膳飯屋の主人となっている晋悟、跡取りが一人前になるまで武士を捨てられないという設定にはは?ですがそれぞれの短編連作で出てくる料理はどれも食いしん坊の私に食べたくなりました。でも晋悟がなぜ武士を捨てたいと思わせた女房の記述が少なくて主人公としての立ち位置、心情が今ひとつ理解しにくかったところが残念です。でも、人のために一生懸命となる晋悟に真剣な同心の宍戸兵太夫、御用聞きの金蔵、茂造などの生き様には心惹かれるものがありました。

2011/11/19

すなどけい

面白くないわけではなかった・・。一膳飯屋の料理としてはていねいに書かれている。事件についてもありきたりな題材と言えなくもないが、つまらなくもないというよりむしろ面白い。棒手振の辰吉も惚けたいい味をだして毎回一息入れさせてくれるし、芸者の小万も話に色を添える。ただ、肝心の事件の謎解きが十手持ちを手足として使いながら、主人公の頭の中だけで進められていく辺りは読み手としては分かりづらい。連載物なのでさらっと読み流せばよいのだろうが・・、もったいないと思う一冊。

2016/10/10

ヌーン

うまい料理を作る料理人は元武士で、腕が立ち、偉い人や町方にも頼られ…事件を解決…主人公がシブく、控えめで、頭がキレて、何気にスーパーすぎて、読んでいて、これはどの層に向けたよしよし小説なんかしら、武士の身分を捨てた恋女房のわりにそれについての語りが少なく、むしろ時々来る芸者の美しさを語るのが多いのが、俺はモテるが妻一途なんだぞ!って言いたいだけちゃう?ってどっちらけ〜

2024/04/04

うず

面白かった……のかな? 文章のクセが合わないのかな。 イマイチ何言ってるかわからないと言うか、筋道が見えないと言うか。こうなんです!って書かれてもどうしてこうなのかわからない。数学のテストで計算式ぶっ飛ばして答えを書くみたいな。 料理の描写は美味しそうだったし、片桐はんめっちゃ強いぃぃってなるし、パーツ的には良いものが揃ってるはずなんだけど、なんでかどうもスッとはまらない。 続きがあればまた読みたいけど、とりあえずもう1回読み直した方がいいのかも……

2018/04/16

なおり

特に印象に残らず

2014/07/19

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