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あるキング

あるキング

あるキング

作家
伊坂幸太郎
出版社
徳間書店
発売日
2009-08-26
ISBN
9784198627799
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あるキング / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

面白いのだが、王求が不憫で結末にもチョット不満が残った。

2014/05/30

♡手乗りタイガー♡

伊坂さん3連続~☆や、これは結構思い切ったことしたな!と思った…人多いのではないでしょうか?あたしもそのひとりなんですが!でもねちゃんとあらすじに書いちょったもんねwいままでの伊坂さんスタイルじゃないってねwなんとも丁寧なことにw鉄板破りの伊坂さんの作品って逆に読んでみたい!って、そこまでして書きたかったものってどんな内容なんやろう!って思ってすごい期待しながら読んだけど、たしかに作者知らずに読んだら伊坂さんて気付かんかもしれん!でも、彼特有の独自の比喩が抜けてないのでそのへんであれ?と思うかもw

2013/06/26

れいぽ

王求が求道者のようだった。孤立する天才、黒い魔女をはじめとする幻影。生まれ変わり…。不思議な物語ですね。王求の両親の、メーターの振り切れ具合がスゴイ。天才を育てるには狂気をも飲み込むことが必要なのだな。

2011/07/06

ぺぱごじら

おかしいなぁ、言いたいことがさっぱり解らないのに、読んでて面白くて仕方がない。これは伊坂さん言うところの(本当に?)『第2期』と呼ばれる時期の作品。ストーリーは淡々としながらもメッセージは難解。『野球の怪物』主人公が『王になる運命』を背負って産まれ、両親をはじめとして彼に関わるもの全員が、彼のために『喜んで仕える』物語。読みながら『ボールが遠くに飛んでいくだけのことが、なぜそんなに…』という『フィッシュストーリー』の中の一話を思い出しました。爽快な話ではないですが、読後感は悪くない。でも気分は複雑(笑)。

2011/04/10

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

**ネタバレ**感じた事は、全体的にマクベスなどのシェークスピア作品のオマージュや台詞の引用があり、そのことが主人公を"孤高の王者"として際立たせている事だった。野球はスポーツであると同時に多くの観客を魅了するドラマである。そして盛り上がりを期待する観客は、野球というドラマの登場人物たちの面白おかしい有様を残酷なまでに期待する。しかし、主人公はその思惑通りにいかずに完璧なプレーを続ける。野球に対して余りにも完璧な人間に対して、その周辺の人間がどういった態度や行動をとるかと言った描写はとても興味深かった。

2012/04/15

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