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情動

情動

情動

作家
新津きよみ
出版社
徳間書店
発売日
2009-11-19
ISBN
9784198628475
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情動 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

この設定はどこかにありそう。イヤ、ある。だからすんなり気持ちが入って行ける。ほんの少しの捻り。これが好き。ほんの少しの同調出来る感、苛むような割り切れるような・・何とも言えない心持になる。だからのこのタイトル。新津さんの2009年の短編7話。どれも良かったが好みは『実家』『一人』

2022/04/30

シャボン玉

離婚してからも続く姑との付き合いは、不自然なのでは?と感じてたけどやっぱりそうだった。。別居中の夫婦の話が面白かった。夫の暮らす住居の隣人が…なんてあり得ないだろうけど、ないとは言い切れないし。楽しかった?

2018/05/13

のりオバ

家庭の闇を描いたら、右に出る人はいない・・・いやいるか😁 というくらいのが新津きよみさんですが、いつも読みやすく、好きな作家さんの一人です。いくつかのショートショートで構成されている作品です。感動あり、どんでん返しありで、読者を飽きさせずに読了までいざないます。面白かったです📚

2020/04/29

アコ

“家族のつながり”をテーマとする7篇収録の短篇集。いずれもテンポがよくどこか歪んだ心情をしっかり描いたストーリー展開も上手くて読みやすい。どの篇もよかったけれど、お気に入りは「女友達」「別居」「義理の兄」という夫婦ものかな。(なんだか将来が不安になるものもあったけれど。)ふんわりした装画がバラバラな椅子であるのもなんだか深い、と読後におもった。新津さんの短篇集はこれが4冊めでこれがいちばんよかった。そろそろ長篇を読んでみよう。

2014/05/12

toku

短編集。姑、甥、別居している夫、義理の兄、再婚者同士の兄妹に対する思い、子供達が独立したあとの主婦の孤独、最後に一人で生きている女性達、がテーマ。女性心理を描いたらやっぱりさすが新津きよみさん、それぞれの場面でどの女性にも「そうそう、そう思う」って思えた。特に姑に対する最後「はあ?そうなる?」っていう思いと甥っ子の才能を育てる主人公の気持ちの動きと残酷な最後が印象的だった。

2022/07/19

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