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アイドル新党

アイドル新党

アイドル新党

作家
原宏一
出版社
徳間書店
発売日
2011-05-17
ISBN
9784198631710
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アイドル新党 / 感想・レビュー

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takaC

『ヤっさん』ライクな展開で楽しく読んでたのだけど、全国行脚以降の展開が急過ぎ&手抜き過ぎじゃないでしょうか?執筆に飽きたってことなの、原さん?

2014/01/11

ゆみねこ

ありえない!とか思いながらも、一気に読了。売れないアイドルの春乃マキが政治の世界に殴りこみ。このマキちゃん、元ヤンのレディース出身。声なき民衆の声を政治の世界に届けて行く、壮大な目標と行動力があれば、こんな政党が出来てしまうかも?マジョの声を国会に!

2013/10/16

みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

元ヤンキーで落ち目のアイドル・マキが、プロダクションの意向で政界進出を目指すハメになり、周囲を巻き込んだ悪戦苦闘の日々が始まっていく。マキの印象が表紙のイラストと違い最初はなかなか乗り切れなかったが、持ち前のまっすぐさで困難を乗り越えながら成長していくに従って面白くなり、飾らない言葉でいまの政治にダメ出しする演説などは爽快な気分にもさせられた。ただ、マキの熱い思いはあるにせよ、イメージ戦略中心の選挙に有権者は夢を見ることができるのだろうか。まあ、それだけ今の政治の未来が暗いということかもしれないけれど…。

2011/10/05

ゆなほし

元レディースの崖っぷちアイドル春乃マキ(25歳)を社長の無茶すぎる方針のせいで議員にしなければいけなくなり、マネージャーの山崎は身を削りながら奔走することに…。アイドル×政治という異色の小説。マキが政治に関して全くの無知ながらも簡潔で力強い声で民衆(本書ではサイレントマジョリティー略してマジョ)の心を掴んでいく様子は本当にかっこいい。素晴らしいマニフェストを掲げながらも真逆の事を平気でする議員達に、それはおかしい!と真っ向から言えるマキのような存在が、現代日本にもいたら良いと思う。終わり方も良かった!

2019/09/11

ヤクモ

旬を過ぎたグラビアアイドルが、歯に絹着せぬ物言いで既得権益に立ち向かい、元ヤンの過去を逆手に取って、ヤンママ達をはじめとするサイレントマジョリティの代弁者として、選挙に出馬する。単なるサクセスストーリーでもなく、面白おかしい馬鹿話と切って捨てるほど非現実的でもなく、現実でもマキ党首が閉塞感を打ち破ってくれそうな勢いと期待を感じてしまう。ただ、市議選と国政選挙の繋ぎなどの話の展開の荒さやラストの尻すぼみ感は否めず、もう少しじっくりと市議編、国政編として選挙だけではない地に足着いた活躍を描いて欲しかったかな。

2015/11/01

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