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ROMES 06 まどろみの月桃

ROMES 06 まどろみの月桃

ROMES 06 まどろみの月桃

作家
五條瑛
出版社
徳間書店
発売日
2011-07-20
ISBN
9784198632144
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ROMES 06 まどろみの月桃 / 感想・レビュー

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kei302

政治的弾圧、漢民族以外の少数民族への弾圧。今も行われている。 国家に対する想いや五條先生が作品を通して伝えたい、訴えたいという気迫が伝わってくるシリーズ3作目。ここで途切れているのが残念。

2021/04/28

扉のこちら側

初読。2014年1124冊め。シリーズ3冊めで、一番好きな話著者らしさが出てる。密輸組織の検挙と、チベット問題、テロリズム。エピローグがまた良かった。

2014/12/11

藤月はな(灯れ松明の火)

五條さんの作品は私達が普段、関心を持たない国際状況に「目を逸らすな、この現実があることを知れ」というテーマが根底にあります。どんなに優秀なシステムでも使う人の思惑などによって無効と化してしまう。ましてや執念ならばシステムを凌駕してしまうことを描いた作品でした。弾圧された彼らの叫びと人並みの幸せを掴むことを捨ててまでの強い思いに胸が苦しくなります。システムを信用する成嶋が恩師のことを語る場面は彼と恩師の違えた道を思い出し、切なくなりました。「ROMESにも異質物を感知できる能力があればいい」という考えは斬新

2011/12/11

ろぜぽん

シリーズ3冊目。2009年10月NHK「ドラマ8」枠で「ROMES/空港防御システム」をみて面白かったので原作を読んだのが、このシリーズとの出会いです。成嶋役がピュアで素晴らしい演技をしていたので検索したら、関ジャニのメンバーだったので驚きました。今作も秀作です!!テーマは重く、祖国や同胞を想う気持ちに泣けました。現実に起きているテロは絶対に許せないと思うのに、小説だと感情移入してしまいます。「06」はROMESの搭載機能で攻撃を表します。06巻ではありませんのでご注意を。

2013/09/29

マムみかん(*感想記入少なめです*)

五條さんの作品を読むと、平和で自由な日本に生きていることに幸せを感じます! それと共に、今の私たちには、愛国心や同胞への関心があまり無いな〜と心配にもなりますね。 今回はサスペンスとして楽しめたと同時に、虐げられた少数民族の悲劇と怨みの深さに胸が締め付けられるようでした。 犯人側の「テロリストにはテロリストの正義」「理よりも情で動く」というのが分かりすぎて…切ない!! しかし、成嶋もずいぶん人間に興味を示すようになったものです☆

2011/08/10

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