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お父さんのバイオリン

お父さんのバイオリン

お父さんのバイオリン

作家
ほしおさなえ
高橋和枝
出版社
徳間書店
発売日
2011-11-16
ISBN
9784198633004
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お父さんのバイオリン / 感想・レビュー

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野のこ

素敵で少し泣きました。悲しみと友だちになるしかないの?不思議な小さな男の子の「親子きつねの歌」からハミングの連鎖。わたしが音楽になって広がった!お母さんの「夢に漂う空気がやわらかい光に満たされて心がまるごときれいな水に洗われるよう」という表現が素敵でした。おばあちゃんの町。木々のあいだからこぼれる明るい日差し、小川の流れるようなメロディーはきらきら光のよう。おばあちゃんの桃のシロップ漬けに手作りレーズンバターと干し葡萄の天然酵母、石釜で焼いたお母さんのパンに拍手喝采!母娘が元気になって私も元気になれた

2018/02/17

はる

事故のショックでバイオリンが弾けなくなった女の子。失職した母とともに祖母の暮らす田舎で夏を過ごすことになります。そこで不思議な少年に出会うのですが・・。少しキャラクターとストーリーが弱いけれど、亡くなった父と繋がったりとか、そういう描写は結構好きだなあ。

2014/02/03

ぽろん

児童書。切なくて、温かくて、優しい。お母さんの実家で起きた不思議な体験を通して、お父さんの死を乗り越えていく。私も手作りのパンが食べたくなった。

2019/08/24

anne@灯れ松明の火

ほしおさんの児童書。表紙・挿絵は高橋和枝さん。読みたい本にずっと入れていて、冬休みにようやく隣市で。でも、夏休みの話だった(苦笑) 父の遺したバイオリンを弾く6年生の梢は、あることで、バイオリンが弾けなくなった。母も職場を失い、気力をなくす。夏休み、母の田舎で、優しいおばあちゃん、元気をくれる親友・もん太(本名は桃子)に囲まれ、ふたりは自分を見つめ直し、これからのことを考える。不思議な小さな男の子コウは一体だれ? ほしおさんらしいファンタジー色のある、少女の成長物語。

2022/01/04

Norico

意外にはまってるほしおさん作品。天然酵母のパン、果物のシロップ漬け、食べ物が美味しそう!梢はきちんと前を向いていていいです。自分で決めた道を歩いて、夢を叶えてほしい。もん太もいいなぁ。

2017/04/06

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