ダメ犬ジャックは今日もごきげん
ダメ犬ジャックは今日もごきげん / 感想・レビュー
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
飼い主からあんぽんたんと呼ばれて喜んでいる、能天気で愛嬌だけはたっぷりあるラブラドール・レトリバーのジャック。ある日ジャックの家の隣に可愛いシベリアン・スピッツのメス犬が引っ越ししてきて・・。物語はジャックの目線で描かれています。その為ジャックの能天気ぶりには読んでいてちょっと疲れました。ただ人間のことはサルクサイ・ニホンアシ、猫のことはニャンニャン・ヨンホンアシ、ネズミのことはチューチューといった表現方法は面白かったです。★★★
2012/07/06
タカラ~ム
主人公ジャックは、家族から「あんぽんたん」って呼ばれてる。でも本人はそれは褒め言葉だと勘違いしていて、ボスやミセス・ボスたちに「この、あんぽんたん!」なんて怒鳴られても尻尾フリフリ、ごきげんではしゃぎまわっちゃう。となりに引っ越してきたカワイイ女の子ペトラにひとめぼれして、水手紙やら茶手紙やらで猛アピール!(でも、茶手紙はボスにすぐ片付けられちゃう!)いろんなドタバタを巻き起こすダメ犬ジャックだけど、みんな彼のことが大好きさ!
2018/03/23
joyjoy
原題”I,JACK”。ジャックが犬語混じりで語ってくれる群れの仲間(家族)やお隣りさんのこと。ちょっとした事件も。犬語が原書ではどのようにつづられているのかちょっと気になる。 ごきげんでいること。先日、思春期の娘と、更年期の自分とどちらがより不機嫌かで言い合いに…(思い出すと笑える)。勢いで「じゃあママはもう不機嫌になるのやめる!」と宣言してしまったものの…なかなか難しい。ジャックのごきげん(能天気?)ぶり、程よく見倣いたし。
2022/01/09
jacky we
すべてが犬のジャック目線で描かれていて、すっかりジャックの気分で読み進んでしまった。面白い。猫の欄外コメントが猫の世界も追加している。普段の想像力の広さよりさらに輪が広がったような読後感だった。
2016/10/27
mikimikimini
犬のジャックの語りで物語が進みます。「サルクサイ(?)なんちゃら」とか、独特の犬語が沢山出てくるのが面白い。巻末に辞書まである、笑。でも、辞書がなくても、猫や人間などそれぞれの特徴をうまく言い表した言葉なのでよく分かる。作者の飼い犬やお隣さんのペットをモデルに書かれた物語のようですね。犬好きなことが作品に滲み出ています。
2015/03/29
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