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生きるぼくら

生きるぼくら

生きるぼくら

作家
原田マハ
出版社
徳間書店
発売日
2012-09-13
ISBN
9784198634711
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生きるぼくら / 感想・レビュー

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にいにい

今月やっと、原田マハさん祭り復活。今月2冊目、今迄で13冊目かな?は、引きこもりの青年の再出発。原田さんのこの系統安心感を持って読める。いじめの部分は、嫌になるし、こんなこと根絶したいと思うけど、どうしても起こる。それでも、人生のように、周りの人に恵まれて、再出発出来ることは救われる。おばあちゃんの包容力、つぼみのひたむきさ、志乃さんの豪快さいいなぁ。介護、お米作りの大変さが未経験の者にも伝わってくる。万物への感謝の気持ちとそれを素直に行動に出せることの大切さを痛感した。感涙の一冊。やっぱり原田さんいい。

2014/09/14

ダイ@2019.11.2~一時休止

序盤はいじめなんかがあって読むのが嫌だったが、最後には涙モノの展開に。ラブコメも併せて読むのをおすすめします。

2014/08/27

takaC

読み出したら止まらない。色々都合の良い設定もあったけど全体的に上手くキレイにまとめられたドラマだと思う。好き。

2014/08/10

れみ

引きこもりだった主人公の人生が母の失踪をきっかけに父方の祖母が住む蓼科を訪れる…というお話。人生が引きこもるきっかけになった梅干しの話や祖母からの年賀状の真実など心を打つエピソードに触れあり得ないほど泣いた。お話のなかくらいは出来過ぎでもいい。自分の住む茅野、大好きな東山魁夷さんの「緑響く」のモチーフということで最近訪れたばかりの御射鹿池がたくさん登場するのも良かった。私が東山魁夷さんを好きだと知って勧めてくださった方がいてこの本に出会えた。本当に良かった。

2014/08/17

再び読書

最初は引きこもりの人生にイラッとしながら、彼の受けたいじめを読むといたたまれなくなる。いじめの撲滅に対しての無力さに苛立つ。しかし、この物語が無力なぼくたちを救ってくれる。かなり特殊な状況だが、根底に流れる人々の優しさに、一旦社会からはみ出した二人が救われる。また、農業に関する希望も感じる。きれいごとばかりだが、自然が育む優しさが、人々を救い、その輪が包み込む様な清々しい読み物だった。原田氏の奥深い人間描写に最後の母親との下りは癒されてしまいました。

2015/07/05

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