お人形屋さんに来たネコ
お人形屋さんに来たネコ / 感想・レビュー
mocha
20世紀初頭のニューヨーク。お人形屋さんの次女アナが主人公。ロシアからやってきて不安でいっぱいのいとこ、ひどい目に合いながらも必死で生きようとする子ねこに、アナがなんとか手を差し伸べようとする。背景にある社会情勢やロシア移民の生活などが、お話に厚みを与えている。杉浦さやかさんの挿絵がとても可愛いらしい。
2021/02/26
あん
『第60回青少年読書感想文コンクール課題図書』息子が図書館で借りたものを私も読んでみました。 20世紀初頭のアメリカ・ニューヨークの移民街を舞台にした物語です。 第一次世界大戦が始まり一家の生活が苦しくなる中、主人公のアナが夢と希望を持ってがんばる姿がいきいきと描かかれています。 『うちはお人形の修理屋さん』という前編があるようなので読んでみたいと思います。
2014/06/26
こかげ*ゆるゆる
心から信じる行動が、そのまま相手への思いやりになる、やさしい強さを持ったアナが好き。真心からの行動で、猫もいとこの心も救い、いとこからは才能まで引き出した☆その才能が子猫を救い、いとこ自身が周りとうちとけるきっかけまで作っちゃう◎私は11才じゃないから、アナみたく直球行動はできないけど…家族や親友にはしたりしてもらったりしたいな*v*
2013/11/25
ゆきのひ
前作から一年後の1915年夏の終わり〜翌年2月頃の時代設定、三姉妹の二女アナも11才になった。ロシアからアナと同い年の従姉妹タニアがやって来て、アナ家族と一緒に暮らすことになる。タニアの出現と共に、裏庭の隣のアパートの非常階段で野良猫が子ネコを出産し、タニアと子ネコの成長物語が絡み合ってゆく。厳しい時代を生き抜く力強さ、勇気や優しさを感じることができる、清々しい作品でした。
2016/02/04
あーちゃん
この本に出てくる家族かわいい(*˙˘˙*)ஐ
2020/11/19
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