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正義をふりかざす君へ

正義をふりかざす君へ

正義をふりかざす君へ

作家
真保裕一
出版社
徳間書店
発売日
2013-06-11
ISBN
9784198636180
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正義をふりかざす君へ / 感想・レビュー

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タックン

前半は市長選挙絡みの話であまり進まず読みにくかったけど後半は話が急展開して一気読みした。最後まで読んで題名の意味がよくわかった。先輩の大瀧の動機がよくわからなかった。元妻が途中で出なくなったと思ったらやっぱ最後に・・・・。女は怖いなあ。読後感はよくないけど納得する結末だったかも?でも両者とも私怨で主人公を利用した感じだなあ? やっぱり真保さんは初期の頃の作品が冴えてて好きだなあ。

2013/12/06

ゆみねこ

7年前に別れた元妻の依頼で捨てたはずの故郷に戻った不破。尊敬する義父のもとで働いた日々と苦い思い出。裏切り者と罵られるような故郷で、市長選挙の候補者を陥れようとする勢力を調べ始めると、次々に明らかになる事実。元妻美里が最初から嫌いだったので、結末は何となく予想できた。不破氏、あまりにも人が良すぎるのでは?文章は読みやすいのでサラリと読了。

2015/04/30

nyanco

序盤、非常に読みにくかった。一度は捨てた故郷に元妻からの依頼で戻る不破の気持ちがなかなか理解できなかったせいだと思う。久しぶりにあった妻は愛あすべき人には感じられず、彼女に想いが残っていたようにも思えない。いったい、何が彼を動かしているのか…巻き込まれた…と言う感じで不破の周りで事件が勃発する。彼が町に戻ると不都合に感じる者達が多くいるようだ…元記者であった不破は、事件の真相を探り始める。続→

2013/07/11

myunclek

何故、大瀧が事件をでっち上げてまで不破を排除しなければならなかったのか…どう考えても理解できない。物語を導くためだとは分かっていても、無理やり過ぎて、真保裕一のいつもの切れ味が無かったな。マスコミ批判を全面に出すことを主とし過ぎたきらいもあり、一気には読めたものの期待は少々裏切られた。

2014/01/19

ケイ

正義をふりかざす人は誰だったのか。大瀧か息子か?自分が正義だと思ってしまうと、無理がきて結局道を踏み外してしまうのだろう。本当に悪意がある人がのほほんとしているのが、厭な感じだ。最初から変な予感があり、振り回される男達があわれにみえる。話としては面白かった。

2013/09/04

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