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峠道 鷹の見た風景 (文芸書)

峠道 鷹の見た風景 (文芸書)

峠道 鷹の見た風景 (文芸書)

作家
上田秀人
出版社
徳間書店
発売日
2014-03-12
ISBN
9784198637699
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峠道 鷹の見た風景 (文芸書) / 感想・レビュー

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けい

謙信から続く名門上杉家の第9代米沢藩主上杉治憲(鷹山)の生涯を描く物語。鷹山の生涯が割とざっくりと有名なエピソードを交えながら書かれています。鷹山の名前くらいしか知らないという方(私もそうですが)でも、彼の人となりを知るにはピッタリかなという感じの作品です。鷹山の名を知ったのは15年程前、NHKのドラマ『上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜』です。筒井道隆さんが鷹山役を漂々と演じてたのと、竹俣当綱を演じる中村梅雀の鬼気迫る演技が印象に残っています。いつの時代も行政改革は難しい。

2014/08/15

ジュール リブレ

小藩から養子で米沢藩上杉家に入り、後に鷹山と号した名君の一代記。10歳にして親元を離れ、孤独のままに藩の財政再建に取り組み、権謀術数の荒波をかいくぐって生き延びた姿は味わいがある。

2017/05/16

蕭白

ちょっとあっさりしてたかなぁ。

2014/08/13

hamao625

名君と呼ばれた江戸時代中期の米沢藩藩主、上杉鷹山治憲の生涯の物語。すばらしい政治力を持ち初志貫徹で、倒れかけていた米沢藩の財政を建て直す。有名な言葉に「なせば成る。為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり。」強い意思を持って行動をすれば何でも為し遂げられる。現代にも通用します。とても読みやすかったですが、淡々と物語が進む印象も受けました。

2014/07/01

あかんべ

重定と治憲の違いは?重定だって金が無いのを知っていた、どうにかならないかあがいていた。森利真だって自分の息のかかった同志を高職につければ、改革が進めやすいと願ったのでは?隠居してから治憲の政策をバックアップしたところに愚者でないことが読み取れる。改革を推し進めるのは楽じゃない。こんな社会構造現代の会社の中や政治の中に簡単に見出せる。

2014/04/23

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