世界とわたりあうために (一般書)
世界とわたりあうために (一般書) / 感想・レビュー
aof
オリザさんの新作。青年団のこれまでの歩みがよくわかる本。ぐんぐん世界へ出ていく様に引き込まれて、小説を読んでるみたいだった。
2014/04/03
shiozy
平田オリザの舞台作法に、「日常会話のように話す」というのがある。つまり話し言葉による表現を追及しているわけだが、演劇に関しては門外漢な小生にも、文章表現上の示唆に富む。本書は脚本、舞台演出からコミュニケーションまで、幅広い活躍を見せる平田オリザの海外飛躍レポートだ。
2014/04/08
Yoko Oishi
オリザさんってこんな若い時から活躍してたのか!と衝撃を受ける。世界各国で平田オリザ公演を成功させる過程が淡々とかかれていて面白い。言葉も文化も違う国で同じ作品を上演するってどんな感じなんだろう。その国流に解釈されていくのを作り手側はどう感じるんだろう。とりあえず、東京ノートは観ておかないと。
2017/04/25
エルプレーン
実用書っぽい題名だけど、2000年くらいから演劇で世界とわたりあった記録。平易な文章で読みやすいけど、ものすごく密度の濃い時間をすごしてるんだなーというのがよくわかる。・・・鳩山内閣に関わったのが黒歴史にならねば良いが(ここで友人KKから、もうなってるよ、とツッコミが入る)
2015/05/09
Mikio Katayama
本当にわたりあってるなあ、と感心。成功の喜びもうまくいかないときの戸惑いも率直に書かれていることにちょっと感動した。自分をフランス演劇界に結びつけたフィスバックに感謝しつつも、彼の演出をあまり気に入っていないことも何となくわかるように書いてある。
2014/09/07
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