ただ一人の幻影 (文芸書)
ただ一人の幻影 (文芸書) / 感想・レビュー
こすもす
若かりし頃よく読んだ森村誠一、久しぶりに読んでみた。でも、昔のように新しい発見も感動もなかった。
2016/04/23
一笑
久しぶりの森村作品。10年ぐらい前に書かれた8編の短編集。お馴染み棟居刑事や牛尾刑事が登場する作品もある。定年後の生活を扱った作品もあり、読んでいると作者自身がそういった年齢になったことがうかがえる。『自由がこんなにも重いものであることを初めて知る。だが、すでに余生は押し出されたところてんのようなもので、元へ戻ることはできない』。自由の重みを改めて感じさせられる。読みやすくかつ、本当に短編なのであっという間に読み終えてしまう。「神風の怨敵」「最後の灯明」が特に心に残る。
2022/01/17
るんるん
短編集。事件の解決早いです。
2014/08/08
ふーちゃん
284ページに8作はさすがに厳しいか。自分には作風があいません。女性が読むには共感出来て良いかも。
2014/05/27
雲國斎
20数年ぶりに森村作品を読む。TVのサスペンスものではおなじみの棟居刑事も何編か登場。サクサク読めました!
2017/07/03
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