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岩窟姫 (文芸書)

岩窟姫 (文芸書)

岩窟姫 (文芸書)

作家
近藤史恵
出版社
徳間書店
発売日
2015-04-09
ISBN
9784198639334
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岩窟姫 (文芸書) / 感想・レビュー

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紅はこべ

このヒロインは全てを失ったと思い込んでいるが、実際は生身の攻撃は受けておらず(ネット上の攻撃はアクセスしていなければないも同然)、強固な岩窟に守られたお姫様だ。引き換え沙霧とチホこそ身を挺して闘っているなと思う。それにしても現実の芸能界でこんなことってあり得るのか…と思う

2015/06/21

barabara

私、この人の大ファン。だからこそ言いたい。前作よりは大分よかったけど、もっと踏み込んで書いてほしかったな。読者が想像するであろう方向に自然の流れでどんどん進むのが、驚きもなく、ただただ悲しく。そこからの何か、巻き返すパワーを見せる底力のあるのが近藤史恵だけに、今回はあまりに心を打つものが少なかったのが残念。ありきたりだけど、真っ当な親なら芸能界は見て楽しむもの、決して入れるところではない、を再認識したところか。

2015/04/28

ナイスネイチャ

図書館本。冒頭から引き込まれて行きました。芸能界ってこんなの当たり前なんだろうなぁと考えながら読んでました。最後に表題の意味が分かったぐらいで内容的には変化球なく王道サスペンスでした。面白かったです。

2015/05/27

風眠

自殺した人気アイドル・沙霧。彼女が遺したブログには、蓮美にいじめられていたと書かれていた。まったくの濡れ衣を着せられた蓮美は、身の潔白を証明するために動き出す。ブログの写真に写り込んだ数字の謎。同じアイドルという立場。女同士の嫉妬も競争もどろどろだけれど、苦労がわかる分だけ優しかったりもする。屈折した心理状態、猜疑心、壊れゆく心、そうした心理描写に引き込まれた。芸能界とはやはり特殊で、計り知れない何かが「ありうる」業界なのだと思う。枕営業とか、消されたとか、そういう噂も「ありうる」のかもしれない、なんて。

2015/08/03

ダイ@2019.11.2~一時休止

友人の自殺の原因という汚名返上のために自殺の原因を探る。犯人の動機にう~んとなる。

2017/10/08

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