弁天の夢: 白浪五人男異聞 (文芸書)
弁天の夢: 白浪五人男異聞 (文芸書) / 感想・レビュー
深青
超かっけええ!犠牲者を出さずに、懐に銭をたんまりと溜め込んだ悪徳大店のみ狙う盗賊一味。日本駄右衛門一味。義賊と称されていた彼らだが、ある日…侍殺しの疑いがかけられて。男達の意地の張り合い、ガチンコ勝負!戦闘シーンがスピード感があって、かっこ良い。それぞれの持ち味を活かした戦い方だったと思う。5人それぞれが仲間を大切に思っている辺りも胸熱だった。歴史の大きな流れに彼らも飲み込まれた形になるのだろうけど、彼らの堅い絆があれば乗り越えて行けそうな気がする。もっと彼らの活躍を読みたいと思った。
2015/09/11
こうちゃ
図書館にてジャケ借り。歌舞伎の人気演目〔白浪五人男〕〔日本駄右衛門一味〕があの名台詞とともに江戸の街で大暴れ。侍殺しの濡れ衣。暗躍する闇組織の存在。〔売られた喧嘩は買わなきゃなんねえ。派手に行くぜ。〕殺すか、殺されるか、壮絶な戦いさえも”喧嘩”とよぶ男たちを圧倒的なスピード感で描く時代活劇。
2015/08/07
サケ太
白浪五人男が幕末を舞台に暴れまわる。日本駄右衛門、弁天、十三郎、力丸、利平。己を貫く五人の男たち。敵は大老井伊直弼擁する隠密集団。その頭名無。盗人稼業、正義ではねえ、さりとて外道働きはしねえ意地と矜持でもって大敵に挑む様は痛快。戦いの中で己を見つめ直し、抗い続け、突き進む。それぞれの口上が熱い。キャラクターの掘り下げが不十分に感じる場面もあるが、熱い良い物語。
2016/02/09
蕭白
主役が多すぎて少し焦点がぼけた気がしましたが、テンポ良く描かれていて楽しめました。
2016/04/17
あいべきん
今日はねぇ、お買い物に行ってきましたよ。もうひょっとしたら今年いっぱい行けないかもと思ったら大爆発しちゃいましてw カートに山盛り買い込んじゃった。でも、無駄なものは買ってないっす。ま、本の感想とは何も関係ありませんw
2022/09/07
感想・レビューをもっと見る