第二楽章: ヒロシマの風 長崎から (ジブリ)
第二楽章: ヒロシマの風 長崎から (ジブリ) / 感想・レビュー
馨
被爆地広島と長崎の残酷な光景が浮かんでくる詩、お話でした。 目の前で兄弟や親が死んでしまうのを助けることが出来ない、生き残っても何日かして死んでしまう、子を失った親、親を失った子、全ての被爆者の方々の心身の傷はいつまでも癒えないことを思い知らされました。
2016/01/10
ましろ
何とスタジオジブリから発行されていた。吉永小百合朗読CDの絵本化。広島、長崎の原爆の詩が合わせて25編。とても有名なのから今回初めて読むものもあったが何回もページを捲る手が止まってしまった。こんな事が2度とあってはならないと何度も思う。「となりのトトロ」「火垂るの墓」など美術監督で有名な男鹿和雄さんのイラストが本当に美しくて美しくて。詩の内容との差に締め付けられる思いで読みました。日本人皆に読んで貰いたい。
2015/08/03
ヒラP@ehon.gohon
吉永小百合さんがライフワークのように、朗読を続けている原爆の話が、男鹿和雄さんの絵と相まって、静かに奥深く響いて来ました。 「第二楽章」のタイトルのように、激しい怒りではなく、切々とした哀しみでまとめられた本ですが、納められている作品は、それぞれに痛烈です。 初めてアメリカ大統領が広島を訪れようとしている今、日本人として若い世代に引き継ぎたい本だと思います。
2016/05/11
katsubek
絵が美しいので購入。読んでまた、感動。また広島や長崎を訪れたくなった。
2016/06/09
ありすの庭🪴
一番心に残ったのは林幸子さんの「ヒロシマの空」と深川宗俊さんの「小さな骨」 詩の一つ一つに被爆者たちの思いがぎゅっと詰まっており苦しかったが、知らなければいけない事。 絵がとても美しく、広島の精霊流しの絵は引き込まれた。
2022/03/26
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