ノヴェリストの季節 (文芸書)
ノヴェリストの季節 (文芸書) / 感想・レビュー
ちゃんみー
一言で言うと、編集者さんと作家さんの北海道記&甘々恋愛モノって感じでした。女性作家と編集者が小説を作り上げていくってところは良かったんだけど、最後はベタな恋愛小説になっちゃってましたね。年始一作品目としては、まぁまずまずの出だしです。
2017/01/03
えぐざんぽ
一冊の本を世に送り出す作業が、ここまで大変とは。作家と編集者の関係、他社の編集者とのからみ、賞のあり方など、どれも納得の面白さ。小説ってやっぱりいい。こんなに深くは読み込めないけど、もっと大切に読まなければと思ってしまう。
2016/08/01
かおり
とても良かったです!小説を書いたことないし、編集の仕事も知らないけれど、すごーく引き込まれました。一気に読んでしまいました。私の中では「羊と鋼の森」を読んだ後と同じ、熱い感じになりました。忘れられない一冊になりました。黒島さんの小説がどうなるか、結城先生とのその後もとても気になり・・・・続きが読みたいです。
2016/10/09
ジキル・ハイド(再)
面白かった。全く期待してなかったのに。著者と編集者との関係が良く判る。小説の素晴らしさを力説している。純粋に綺麗で温かい小説を読みたいと思ってる人には断然オススメです。正直、綺麗過ぎる嫌いはありますが。ウロコが何枚か落ちる筈です。
2016/07/01
長老みさわ/dutch
編集者を主人公に据えた小説といえば「舟を編む」が頭に浮かぶが、もっと一般的な「小説の編集者」が主人公なのが本書。 担当したデビュー作家がベストセラーを飛ばし、他社から出版された若手の小説家の作品に心酔し担当となり、小説を世に出すまで、編集と小説家の関係について深々と描いた作品。 ラスト近くは、三人称にも関わらず主人公の煩悶がそのまま文章になっているようで多少まだるっこしいところもあったが、計算済みと言えばそうなのかも。 悪人が一人も出てこないのが、よかったのか悪かったのか。
2016/06/06
感想・レビューをもっと見る