茜の茶碗: 裏用心棒譚 (文芸書)
茜の茶碗: 裏用心棒譚 (文芸書) / 感想・レビュー
とし
裏用心棒譚「茜の茶碗」。スート読み出せてアット思うまに読了、将軍家から下賜された盗まれたことから、小宮山一之臣に探索を命じられたが、身分は浪人しかたなく盗賊の用心棒をしながら探索を・・・・それにしても藩主や江戸家老には腹が立ちますが、盗賊の頭佐兵衛や田沼主殿頭の方がさばけていて面白いですね。きっとお梗さんと幸せになるんでしょうね。
2019/10/28
いつでも母さん
いつもの上田作品よりぐっと読みやすい(笑)面白く一気に読了した。本当にだいたいが主命は理不尽で・・凄腕を買われ盗賊の一員としての日は続くが二年が過ぎても目当ての物は見つからない。小宮山さんも人柄が良いんだなぁ、凄腕だけでは続かないよ。主があれだものお家の先は見えたもんだ。この盗賊たちの方がずーっと好ましい。勿論、義賊ではないのだからもらうものは貰う。で、すじも通すのがいいんだなぁ。盗賊に節度を説かれる田沼意次も面白い。そうさ、これでいい。こっから先はお梗と幸せになりな!
2017/04/10
baba
外様から譜代になった時に将軍から下賜された茶碗が盗まれた。小藩の藩士小宮山は藩命で浪人になって茶碗探し。援助せず命を下すだけの上役に比べ、盗賊たちの人間として出来が違う。連載ゆえの設定を繰り返す場面はありますが、家老と藩主の非道に苛立ち先が気になって読みふける。そうだよ!小宮山さん、最後はすっきり。
2017/05/13
蕭白
読みやすかったです。
2017/11/19
わたしは元気
面白い。
2021/11/10
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