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奏弾室 (文芸書)

奏弾室 (文芸書)

奏弾室 (文芸書)

作家
仁木英之
出版社
徳間書店
発売日
2018-03-08
ISBN
9784198645823
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奏弾室 (文芸書) / 感想・レビュー

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星群

初読み作家さん。タイトルから興味が出て、手にとっては見たものの、中々混沌とした本でした。始めは彼同様、彼女は何者かと気になって読み進めたけど、読む程に混乱していき白昼夢を観ている様な気分に落ち入りました。結末は少ししんみりするけど、彼が納得したのなら良かったのかな。けど、ちょっと歯痒い気もします。

2022/03/05

そうたそ

★★☆☆☆ ワケアリな生徒たちが通う郊外の林の中にある音楽教室。そこに音の善し悪しがわからなくなった学生が、素敵な音に惹かれて迷い込んだ――。面白そうであったのに、どんどんファンタジー色が強まりよくわからぬ方向へ。設定をこねくり回し過ぎたか。もっとシンプルに描いてもよかったかと思うが、読者が置いてけぼりにするかのようにストーリーが広がりすぎた。

2018/05/10

よっしー

タイトルが気になり、手に取りました。最初は少し不思議なピアノ教室、そこで教える先生も通う生徒も訳あり…。どんな風に話が展開するのかと読み進めるうちに、色々な違和感が増えていき、悲しい結末になってしまいました。なるほどと納得できる反面、なんだかスッキリしない気持ちもありました。う~ん、複雑ですね。

2023/06/19

hiromura

初読み作家さん。ファンタジーなのか。会話が多いので読みやすいけど、感動は少なめ。ピアノを習っていた頃を思い出したりした。

2018/06/28

tom

ピアノ弾きになることを強要されていた若者が主人公。道を歩いていたら、ピアノの音が聞こえてきた。フラフラと近寄っていくと、不思議な家がある。ピアノには、恐怖心しか感じない主人公だったのに、その家の女主に誘われるままアシスタント兼家政夫として雇われることに。そこから始まる不思議な音楽体験。そして音楽が・・・という物語なのだけど、物語は次第次第に不思議度を増していき、最期には、そうだったのかという展開に。音楽本として、なかなか珍しい部類に属する物語。ピアノの音も少し聞こえて来るような。ちょっと楽しめました。

2018/12/09

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