最終標的: 所轄魂 (文芸書)
最終標的: 所轄魂 (文芸書) / 感想・レビュー
いつでも母さん
「けっきょく警察も検察も、官邸の黒幕の防護壁だったわけですよ。」あゝ、今回も最後まで追い詰める事は叶わなかったか・・と思ったら、やるじゃないか葛木親子といつもの面々!勝沼の左遷もひっくり返り胸がすくラストで満足の今作だった。出世が目的で警察庁に奉職した訳ではないと言うキャリアの息子・葛木俊史が言う「政治家だろうと警察官だろうと、普通の市民の目線を忘れちゃいけない」この言葉を聞かせたい偉い方々のなんと多い事よ。
2018/11/12
ゆう
図書館本。シリーズ5作目。ひき逃げ事件からストーカー、さらには大きな裏が。前作に続きまたしてもVS政治家。勝沼さんがー!大変だー!!とそこだけがハラハラしてしまった。事件解決は葛木親子とその仲間たちが頑張ってくれるはず、と信じていたからね。それでもヒヤヒヤさせられたけど。
2018/12/13
Syo
う〜む。 内容は、かなり面白いんだけど 時間がかかった。 テンポなのか何なのか。 う〜む。
2018/12/26
wakusan
葛木親子、所轄の面々、勝沼刑事局長など同じみの面々が、政治家たちの巨悪を追ういつものパターン。逆にワンパンタ-ン故の安心感があります。今回は勝沼刑事局長の左遷の危機が迫る中での捜査。 ただ残念な点は、文中、会話のなかで繰り返される、警察官の理想像が多すぎる。 このシリーズ毎度毎度でくどすぎると思います。ただそれ以外は安定感の面白さでした。
2018/11/03
菜の花畑
発端はひき逃げ事件だった。城東署の葛木達は事件を追ううちに国会議員のボンクラ息子が犯人だと知る。しかし、偽装工作の為なかなか証拠が見つからない。その内に議員の娘婿が殺される。政治家と警察の抜きつ抜かれつの戦いが始まった。しかし、こんな腹黒な議員がこの国の代表とは… これまでかと思うとこちらに有利な展開が開けるのは当然の事、こうならないと溜飲は下がらない。国のナンバー2官房長官がこの有様。現実にはありませんように。
2019/09/30
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