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12歳で死んだあの子は (児童書)

12歳で死んだあの子は (児童書)

12歳で死んだあの子は (児童書)

作家
西田俊也
出版社
徳間書店
発売日
2019-07-10
ISBN
9784198648930
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12歳で死んだあの子は (児童書) / 感想・レビュー

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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

小学校卒業間近に亡くなった鈴元くん。特に仲が良かったわけではなかった洋詩だけれど、2年後の同窓会をきっかけに、鈴元くんの死を本当に悲しんだろうか?と思い始めます。同級生の中にそれぞれ眠っている思い出を共有して、自分達のやり方で鈴元くんに会いに行こうと思います。小中学生には、どう受け止めていいのか分からない死について、深く考えさせられる本です。

2019/11/10

モモ

児童書。小学校卒業間近に病気で亡くなった友だちを思って書かれた本。作家の西田さんが実際に体験された話だそう。まだ人の死に慣れていない若い人が、人生これからという時に亡くなった友だちを思うのは、きっとこういう風に思うのだろう。小学校を卒業し、別の道を進む心の揺れも描かれていて、なんだかすごく懐かしく感じられた。

2019/09/04

くるみ

小学生の大人とは違う「死」への価値観が素敵だと思った。あまり仲の良くない友達でもいざその子に何かが起きると主人公のように考え、行動することができるのだろうか👀

2023/08/09

トッコ

附属小学校6年の中学受験と卒業間近の時期に病気で突然クラスメートをなくした、男の子とクラスメートの2年後の話。 こういう出来事があった時には、とても読めないと思うが、ある程度時間が経ってから、読むといいかも。その時の自分や周りの心情も少しずつわかるかも。 作者の実体験に基づいているということで、 とても子どものなんだかどうしたらいいかわからない心情が、とてもよかった。 しかし、子どもに手渡すのは難しい… 私は、読んでよかった

2020/06/06

せしる

透明感のある文体。出てくる子供たちがみな、繊細かつ感受性豊か。 著者が実際に友達を失った経験をもとに書いてあるとあとがきにあった。私自身、中学時代クラブがいっしょだった子が病気で亡くなり参列した記憶にがうっすらある。 そのときは、自分が今を生きている生の方が圧倒的で亡くなった人へ寄り添うことが難しかった。大人になるほど、夏の日のお葬式の様子が、断片的に思い出される。

2019/07/30

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