時代小説アンソロジー てしごと おんな職人日乗 (文芸書)
時代小説アンソロジー てしごと おんな職人日乗 (文芸書) / 感想・レビュー
初美マリン
揉み療治であったり、蕎麦打ち職人であったり、それぞれ真っ直ぐ打ち込むのは、清々しい。バラバラな感じもなく心地良かった。
2021/03/28
タイ子
6人の女性作家によるお仕事小説アンソロジー。どれも私の好きな作家さんたちそれぞれの味が出てて楽しめました。女薬師、色酢の麹造り、値付け職人、そば打ち職人、口寄せ巫女、揉み屋。女性が手に職をつけるのが珍しかった時代に、自分のいるべき場所を見つけて正直に進む女性たちの輝きがいい。西條さんとあさのさんはミステリーを絡めることが多いのでちょっとした謎解き部分もあり面白い。澤田さんの御楽園日録シリーズを読んでみたい。
2020/08/03
真理そら
好きな作家さん勢ぞろいの女職人を描いた短編集なので楽しく読んだ。澤田瞳子さんの鷹ヶ峯御薬園シリーズが読めたのがうれしかった。『冤罪凶状(澤田ふじ子)』のあとがきでお母様の公事宿シリーズの続編で女公事師シリーズを受け継ぐかのようなことをお書きになっていたが、それより御薬園シリーズの続きが読みたいと願う読者なのである。
2020/07/03
雅
目当の西条奈加さんが1番好みだった。他の作品もなかなか面白かった。アンソロジーの醍醐味、堪能しました
2020/09/22
おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…
86/100点 女性作家6名による江戸時代に生きる手に職や技術を持った女性たちを描いた短編集。一番好みは西條奈加さんの「姉妹茶屋」。
2020/04/25
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