国道食堂 2nd season (文芸書)
国道食堂 2nd season (文芸書) / 感想・レビュー
starbro
小路 幸也は、「東京バンドワゴン」シリーズ中心に読んでいる作家です。昨年読んだ1st seasonに続いて第二弾です。「東京バンドワゴン」に続く、著者の代表シリーズになりそうな予感。最期をブレーンバスターで締めるあたりが、流石です。日本中に国道食堂のような場が増殖すれば、みんなHappyになれるんでしょうけどね。来年は、3rd seasonを読めるでしょうか? https://www.tokuma.jp/book/b557232.html
2021/02/19
いつでも母さん
楽しみに待っていた2nd season!うんうん好いなぁ、このシリーズは基本イヤな奴はいない。(和美の元夫さえ…)登場人物それぞれの想いが暖かく伝わるのが心地良いのだ。それは小路作品の真骨頂だと思う。国道食堂行ってみたい!食べてみたい!これは3rd seasonも読むに決まってる。
2021/02/16
ウッディ
国道食堂の店主は元プロレスラー。安くて美味しいメニューがあり、プロレスリングのある一風変わった食堂に、奇妙な縁で集まってくる人たち。良い人ばかりでワチャワチャしながらも、大団円で収まっていく様子は、ますます「東京バンドワゴン」感が強くなってきたような気がします。ただ、1冊目を読んだのが一年前で、登場人物を忘れていることもあり、人物相関図が欲しいと思ったのは、自分だけだろうか?結婚や婚約ラッシュで、次作では出産ラッシュの予感がするが、ますます登場人物が増えて頭が混乱しそうな雰囲気がプンプンしています。
2021/06/08
ちょろこ
優しさの連鎖の一冊。前作よりもさらに温かみ、人の優しさが溢れていたかな。人の縁とはやっぱり人が人を引き寄せ、必然的に結ばれていくのかも。この食堂に集う人はみんな語り口が優しい。誰も人を攻撃したり相手に負の感情を抱いたりしていない。むしろ、相手の良いところだけを見て、それが自然と優しい眼差しと言葉になっている。これがトゲトゲ心を丸く滑らかにしてくれるから好き。このリングが食堂が十一さんが繋ぐ人との出会い、温かい心。それは優しさの連鎖、幸せの連鎖。まるで花が次々と咲くようでこちらまで幸せ気分になれる。
2021/04/25
けんとまん1007
これぞ、小路節。登場人物が多いのは、いつものことだし、最後はハッピーエンドなので、安心感がある。性善説に基づくものがたり。思いのほか、1st seasonから時間があったので、次はいつなのかなあ~。しかし、こんな食堂があったら、一度は行きたい!
2021/04/18
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