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やまの動物病院

やまの動物病院

やまの動物病院

作家
なかがわちひろ
出版社
徳間書店
発売日
2022-08-10
ISBN
9784198655037
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やまの動物病院 / 感想・レビュー

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ケ・セラ・セラ

『まちの動物病院』は小さな町の病院だから、たまにしかケガや病気の動物がやってきません。先生は知らないけれど、実は一緒に住んでいる猫のとらまるが毎晩『やまの動物病院』を開いていて、山の動物たちを診察しているのです。……カラー挿絵もたっぷり、総ルビ付きの楽しい幼年童話。対象年齢を考えると、文字サイズがもう少し大きいほうがいいように思いました。

2022/09/06

anne@灯れ松明の火

ネットギャリーで気になっていたところ、新着棚で出会えた。楽しい幼年童話。「まちの動物病院」には二つの顔がある。昼は人間のお医者さんが診て、夜はペットの猫とらまるが医者の「やまの動物病院」となる。さまざまな動物が、とらまるを頼ってやってくる。ある夜、大変な患者が……。患者も、とらまるたちも大真面目だからこそ、読者は笑ってしまう♪ とらまる、今夜も、頑張ってるかなあ?

2022/08/31

ほんわか・かめ

まちの動物病院に飼われている猫・とらまるは、昼間は診察室でのんびり過ごしている。…と見せかけて実は先生の技術を盗んでいるのかもしれませんね。ワンちゃんを診せに来るおばさんがちょっと厚かましいなと思っていましたが、とても素敵なオチを担っていました。素敵な差し入れ。これで見た目も立派なお医者さんですね~。昼も夜も頼りになる動物病院のおはなし。2.3年生〜

2023/01/28

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

小さな町の、山のふもとにある「まちの動物病院」は町の動物たちの治療をするまちの先生の病院。大きなとらねこのとらまるとのんびり暮らしています。ところが、夜になるととらまるは先生に気づかれないようこっそり「やまの動物病院」を開業して、山の動物たちを診てるんです!

2023/01/14

のほほん

まちの動物病院は町のはずれ、うらがすぐ山という場所にあります。だからでしょうか、あまり忙しそうではありません。まちの先生はねこのとらまるとよくいねむりをしています。でも、夜になるとこの病院、忙しくなります。とらまるが活躍するからです。まちの先生はとらまるの活躍を知らないふりをしているだけかも。お薬が減っているのも気がつかないふりをしているだけかも。だから、山の近くに住んでいるのかも。いっぱい「かも」を考えました。まちの先生もりっぱなやさしい先生なんでしょうね、たぶん。

2022/10/18

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