「横山大観」殺人事件 (徳間文庫 う 1-12)
「横山大観」殺人事件 (徳間文庫 う 1-12) / 感想・レビュー
Toshi Tkng
「横山大観展」を見に行って大観の人となりを知り、それからたまたま図書館で見つけて読みました。ミステリとしての筋も面白いのですが、絵描きの葛藤を上手く大観と結びつけて骨太のストーリーを作ってるなと唸りました。巻末の内田さんの自画自賛が面白いです。笑
2018/05/09
蕭白
本棚を整理したついでに再読。久しぶりに読むといい感じです。
2013/07/05
いぬかいつまき
内田康夫の初期作品には無駄な部分が見事に切り落とされた芸術品のような完成度がある。最近は冗長なだけでストーリー性もなくなってるのが残念。 今回は美術・絵画の世界を舞台にしているが、美術品の贋作問題というテーマ設定や、実際に起こる事件自体はありきたり。むしろ本筋は、主人公の青年画家の懊悩と脱皮、贋作を手掛けざるを得なかった天才画家との光と影にあるのだろう。 ところで、岡部警部シリーズの中でもこの作品は一度もドラマ化してないはずだけど、何故だろう?
2011/05/16
たけお
中学生時代に読了
コマンドー者
内田氏の初期の長編で、岡部シリーズの作品。絵画ネタをメインにして、人間ドラマもうまく描かれており、良作である。
2021/12/02
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