闇の天草四郎 (徳間文庫 な 19-1)
闇の天草四郎 (徳間文庫 な 19-1) / 感想・レビュー
猿山リム
旅行先で読む本は、その土地が舞台な方が素敵かなと思い立ち、天草旅行に持って行った一冊。 島原の乱あたりに絞った内容で、四郎の生涯モノではない。 「闇の」なんてついている割に、四郎はほとんど出てこない。 戦を様々な視点から描写していく。 小説なんだし「闇の」なんて付けるぐらいなんだし、多少盛っても、四郎が活躍するヒーローな立ち位置でもよかった気がする。 こんなタイトルの本だし天草四郎の活躍が読みたくて買う人が多いと思うのにね。 居るだけ統領。 強いて言うなら、敵が一番活躍する稀有な歴史小説。
2017/02/23
タケ
タイトルは「闇の天草四郎」だが四郎は完全なる脇役。「己の利害、信念のために島原の乱をおこしたかった」人たちの話。
2012/05/21
感想・レビューをもっと見る