殺人ライブへようこそ (徳間文庫 た 32-3)
殺人ライブへようこそ (徳間文庫 た 32-3) / 感想・レビュー
雪紫
類子がまだ智久と会う前の事件(と言うかふたりとも出会う前に他のとフラグが建ちかけてた)。まあ、後の事件読んでるからメタ的な意味で色々見当は付くけど・・・(犯人より被害者の方に驚いたし)。出て来た歌詞は良かったし、クセのない竹本さん。欲を言えば高杉さんと草薙先生、類子絡みでもしこり作ったから遭遇させて欲しかったかな。
2024/07/12
hirayama46
武藤類子が初登場した長編。のちにタッグを組む牧場智久はこの作品にはいないので、名探偵が派手に推理をすることはなく、サスペンス色の強い小説になっております。竹本健治特有のぶっ飛ぶような部分は薄いですが、リーダビリティが高く、読んでいてたいへん楽しい作品でした。しかし、91年の作品なので、色々と現代から見るとギャップがあってそこも楽しいですね。こういう部活の指導も当時としては……だったのでしょう。あとオチに関わるあれも。
2019/11/10
岸田解
本書が復刊或いは電子書籍化される際には是非、大森望氏による解説も再録されることを熱望します。
2023/02/26
Pochi
ミスリーディングに見事に引っ掛かった。携帯電話のない時代の話って、携帯やスマホを持っているのが当たり前になって、そのころを知らない人が読むとどういうふうに感じるんだろう?
2015/08/02
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