国境の南: トラブル・バスター3 (徳間文庫 か 24-3)
国境の南: トラブル・バスター3 (徳間文庫 か 24-3) / 感想・レビュー
ワッピー
ついに長編になった宇賀神!メキシコ取材に出たカメラマンが取材VTRとともに行方不明。番組の制作に支障をきたす恐れから、カメラマンの娘とともにVTRを探して、千葉に、横浜にとマスタングを走らせる。「初秋」のスペンサー気取りの宇賀神も、女子高生瞳の意外なキレにタジタジ。VTRを追ううちにコロンビアのシンジケートとのきな臭い関わりが見えてきて、千葉県警の刑事戸田と突入するところまで、何回手にとっても、あっという間に読んでしまいます。いやぁ、いい小説と出会えることって本当に素晴らしいことですね。
2016/08/07
カンパネルラ
シリーズ3作目は長編だった。かなりハードボイルドを意識しているようだ。TV局そのものからかなり離れて、南米の麻薬シンジケートが話の中心になる
2007/11/16
yoruyuki
10年以上振りの再読だが高い完成度は変わらない。その時代の捉え方に触れるたび、存命で今の時代を書いてくれたら、って思う。今となってはあとがきの宗教ネタすらかっこいいよ。だが、それ故に解説での冷水ぶっかけっぷりはぱないぜこぶちゃん。
2012/04/14
なつおだん
なぜ本棚に2冊あるんだ?
笑える本を読も男!
景山民夫のトラブルバスターシリーズ第3作。前2作は連作短編小説だったので、てっきりこの1冊もそうなのだと思って読んでいたけど、意外なことにガッツリ1話の長編収録だった。本編から初刊本あとがきにいたるまでハードボイルド。
2011/04/17
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