銀河英雄伝説 4 策謀篇 (徳間文庫 た 5-11)
銀河英雄伝説 4 策謀篇 (徳間文庫 た 5-11) / 感想・レビュー
り こ む ん
策謀編と有るようにこの巻は、駆け引きが面白い。駆け引きをしている双方の腹の中と回りの思惑。その策動を推理し、警告を鳴らすもの。誰の手の中で踊らされているのやら?と、再読で結末を知っているにも関わらず…やっぱり侮れないな貴様!となる(笑)解散総選挙の話題で現実世界も策謀だらけ?でも、この物語の雄大さはないのがね。当たり前だけど…なんとなく、同盟を見ているようで情けくも感じる。物語は物語だけれど…読んだらドキッとするんじゃないかな?政治屋さん。
2017/09/26
さなえ
再読。ヤンが不憫だ。成果を出したその結果がつまり不遇なのだから。ユリアン君も離れてしまったし。全く保身の為の勢力争いしか頭にない政治屋の酷いこと。一方、何もかも手に入れたようで、でも一番大切なものをなくしたラインハルトの空虚も悲しい。何のために戦うのか。三国の勢力図が大きく変わりだす。
2018/04/04
Tetchy
今まで背景としてしか語られなかった歴史に焦点を当て、小説世界にさらに厚みが加わった。
2009/01/01
みんにゃりん
アドリブ銀英伝を脳内再生させながら楽しく読了。オーベルシュタインやロイエンタールの出番が多いのでなお楽しい。遅々として進まなかった3巻までと比べ、4巻は自分的には割と早く読了出来た。それくらい戦局が目まぐるしく変わり、目が離せない状況だからなのだけど。ユリアン meets ペリョースカ号。このまま一気に5巻を読み切る勢いで突き進む。・・・つもりw 銀英伝に集中するために楽しみにしていた新刊を全部積んだので、新刊を読むためにもがんばる。
2017/09/20
kumiko
ヤンも認めている通り、ラインハルトが凄い所は戦争に勝つために事前にやるべきこと、できることは全てやっておくのに労力をいとわない事か。ただキルヒアイスがいなくなり、ひとりで前に進まなくてはいけないラインハルトが時々痛々しい。
2014/08/17
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