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殺意が見える女 (徳間文庫 に 11-2)

殺意が見える女 (徳間文庫 に 11-2)

殺意が見える女 (徳間文庫 に 11-2)

作家
新津きよみ
出版社
徳間書店
発売日
1998-10-01
ISBN
9784198909826
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殺意が見える女 (徳間文庫 に 11-2) / 感想・レビュー

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はな

表紙と内容がぴったり。毒毒しい内容にピッタリでした。嫉妬、執着、思い込み激しいキャラ達。初読み作家、堪能しました。

2019/11/28

ヨーコ・オクダ

短編7本。いろんな意味でコワい女がそれぞれの作品に登場。彼女たちが抱えるストレス、問題、強い思い込み、執念、そして実行力…。イヤミスに慣れている人なら「あぁ、あのパターンか」て思うようなストーリー展開で読者を引っ張りつつ、意外なラストに着地するモノが結構あって、なかなか興味深い。7本のうち、1本だけ男性キャラ目線でストーリーが進行する「左手の記憶」コレが1番マイルドな感じ。自分が置き去りにされて初めて、過去に置き去りにした少女のことを思い出す。ラストでははっきり描かれていない、彼の安否が気になる。

2021/12/23

へいっち(ت)♪

女の嫉妬…あの手この手で罠を仕掛けても第三者が巻き込まれるという…

2016/12/21

Yu。

冷静かつしたたか者よりも、弱さあり、優しさあり、そしてトホホまでをも見せるどこか頼りない復讐者の方が多く目に付く7つの日常サスペンス。。いいねえ、どれもが個性的でおもしろい‥ で特に気に入ったのは、自分らしく生きたいと願う二人の女性の利益が一致する時、意表を突いた顛末が覗けてしまう「夫が邪魔」。人を呪わば穴二つ。。元彼の妻への復讐計画のつもりが‥「マタニティ・メニュー」。弱者による弱者の為の恩返し「殺意が見える女」。

2017/09/15

アコ

7篇収録の短篇集。著者初の短篇集がこちらとのこと。そうだからというわけではないけど“なぜ主人公はそうした行動に出るのか” “その後どうなるのか”という展開に違和感や強引さを感じるものが多く残念。『捕えられた~』『永遠の~』が酷い。表題作は読後なにがなんだか…になり3回読む。わかってしまえば「すごいなー!」になるけども、新津さんにしてはもどかしい。何冊も読んでいるので既読作があるのは仕方がないね。【夫が邪魔/マタニティ・メニュー/二十五時の箱/左手の記憶/捕えられた声/永遠の恋敵/殺意が見える女】

2016/08/14

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