陀吉尼の紡ぐ糸 (徳間文庫 ふ 20-1 探偵SUZAKUシリーズ 1)
陀吉尼の紡ぐ糸 (徳間文庫 ふ 20-1 探偵SUZAKUシリーズ 1) / 感想・レビュー
Bellumix
昭和9年、吉原にある弁財天には、神隠しがおこるという古い銀杏の木があった。その銀杏の側で発見された男は体に対して頭が表裏逆に…さらに手招きするように両腕が揺れていたという。男の過去も双子の兄弟の神隠しや不穏な事が。吉原の車組にいる盲目の弁護士・朱雀十五は、新聞記者の柏木、刑事の馬場と共に事件に乗り出す。著者のバチカンばかり読んでいたので、オリエンタルなものを(笑)事件が起きて、ごねごね考える時間が長かった気が。最後の方まで何か起きて、解決したの?みたいな終わり方。シリーズで色々と解決するのかな
2018/08/19
チェブラリー
すべてに説明が付くミステリー なかなか読み応えあり
2011/09/22
よね
夜中に読んでいたらゾワゾワしてきました。
2018/10/15
きな粉
レトロで退廃的な雰囲気の中、摩訶不思議な出来事がてんこ盛りです。その全ての謎解きをエピローグでの探偵の語りで明かすという、やや強引な幕引きでした。うーん、釈然としない…。
2016/04/28
いくっち@読書リハビリ中
探偵SUZAKUシリーズの第1巻。盲目の探偵朱雀十五の登場するミステリー。京極夏彦よりもオカルティック。「姑獲鳥の夏」を読んでからこちらの作品を読むと妙なデジャヴュ感を味わえます。
2001/12/31
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