聖なる旅: やすらぎのつかまえ方 (徳間文庫 ミ 4-1)
聖なる旅: やすらぎのつかまえ方 (徳間文庫 ミ 4-1) / 感想・レビュー
キューポップ
怒り、後悔、不安で心がいっぱい。ストレスと疲労で自分の楽しい時間を捻出出来ず自尊心も失ってしまった。道を外れて迷子になった。こんな状態でいるのを止めたいと思う主人公が自分と重なる。本能的自己は楽しい事が好き。人生が停滞し後戻りしていると思う時こそ飛躍する為の準備というが、余りにも長年に渡り落ち込んでいると感覚が麻痺する。>時には大きく飛躍する勇気が必要。大きな裂け目を超えるには二度の短いjumpでは足りない。本著はフィクションと知った上で読みたかった。こんな事したら死んでしまうという場面も多かったから。
2020/03/22
T.Masa
読み終わった後も、ずっと頭から離れないママチアのことばです・・・「いつか、あなたは、自分のためでも、罪悪感や社会人としての自覚からでもなく、それ以外にやりたいことがないから、他の人々に奉仕するようになるでしょう」いずれは誰もがこうなるといいます。さらに「幸福を求めることから、幸福を作り出す方向へと、劇的な変化をとげる」とも・・・もうそれは始まっているのかもしれません。
2012/07/08
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