十津川刑事の肖像 (徳間文庫 に 1-51)
十津川刑事の肖像 (徳間文庫 に 1-51) / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
十津川が警部ではなく,まだ刑事だったころの話。 危険な判決、 回春同盟、 第二の標的(セカンドターゲット)、 一千万人誘拐計画、 人探しゲームの5作品。 その後警部になった十津川のような切れはまだない。 将来を彷彿とさせる姿を見ることができる。 続編をたくさん書いて欲しい。類似の標題に「刑事の肖像」というのがある。そちらは十津川の出てこない短編7話。
2013/12/02
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
「勝手に列車祭」第284弾。。。文庫コレクション555 冊目。。。2002年 1月15日 初版。。。吾らが十津川警部が警部になる前の短編集であった。無理に偉そうにしているのか言葉遣いがちょっと大げさだったりとか、捜査手法が強引であったりとか色々問題はありそうだが、キレキレの推理は流石であった。「人殺しゲーム」でカメさんが登場する。
2021/02/02
一式隼
十津川さんが刑事の頃の短編集。そういった企画での短編集はこの1冊のみか。ほかには「刑事」の短編集は見たことない。若いからか、ほとんどの収録作において捜査手法が強引な気がしたが、かえってそれが勢いを感じさせる面もある。「回春連盟」とか、結末のつけようがちょっと問題作。ちゃんと捕まえて、法で裁くようにしないと正義じゃない。しかし、少し無茶するところが面白くもある。
2020/08/12
miku
Kindleでセールの時に購入。十津川さん刑事(最後の話で警部補になってた)時代の短編集。このシリーズはドラマでしか知らない上、西村京太郎初読み。かなり読みやすくてびっくり。最初の話で三十代前半の十津川刑事。結構無茶するし、色々若いなー。短編集という事もあってか、西村京太郎の代名詞トラベルミステリー要素は皆無。犯人もお前誰だよと突っ込みたいものもいくつか。トリックというようなトリックもないし、ミステリー好きには若干物足りなさも感じるかも。さらっと読むなら良いかな。
2017/05/06
キャサ
短編集
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