刻謎宮(ときめいきゅう)2 (上) 光輝篇 徳間文庫 (徳間文庫 た 33-4)
刻謎宮(ときめいきゅう)2 (上) 光輝篇 徳間文庫 (徳間文庫 た 33-4) / 感想・レビュー
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前巻は、古代ギリシャで沖田総司やヘラクレスが活躍したが、今巻からは古代中国が舞台となった。殷の時代に転送された総司は記憶を失い峰飛麟として生きながらも、紂王の元で非道の限りを尽くす神兵たちに立ち向かう。残虐な紂王や神兵たちの行いに絶望的な気分になるが、それゆえに総司の正義の剣が悪を斬るたびに快哉を叫ばずにいられない。じきに総司は前巻の仲間たちと再会し、新たな仲間マルコ・ポーロも加え、龍馬に立ち向かう。というところで下巻へ続いた。西遊記も意識していると考えられる。エログロナンセンスSF中華活劇といった風だ。
2016/01/17
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