聖夜に死を 新装版 (徳間文庫 に 1-63)
聖夜に死を 新装版 (徳間文庫 に 1-63) / 感想・レビュー
ぴく
事の起こりが「サンタクロース殺人事件」だなんて、今読むのにぴったりだった。東京地検特別執行課員と検事のバディもの。特別執行課なんて初めて知った。少数精鋭の彼らが主人公になっている小説が他にもあれば、ぜひ読みたい!1975年に刊行されたもののため古さは感じるものの、読みやすくて面白かった。
2022/12/25
アルゴン
★★★☆ じわじわ進んでいく息詰まる展開になんだかんだで楽しまされましたが、本文中にもある通り岡崎は甘い。ものすごい前段階から怪しいと思っていたのなら、何らかの対策はとるべきだったのでは。
2014/12/28
浅木原
被害者が身元不明の殺人事件の公判中、法廷に催涙弾が撃ち込まれ被告が逃走した! というツカミは悪くないけど、その先は普通のクライムノベル。クリスマスに現金強奪を計画する犯人サイドと、それを追う検察サイドの視点が並行して語られるけれど、それがプロット上これといった効果を為してないのが最大の問題で、犯人サイドの裏切り者探しのフーダニットも、検察サイドの追跡も中途半端になって盛り上がりに欠ける。最後に黒幕ががーっと説明するのもなんだかなあ。初期西村のルーチンワーク作品という以上の印象はないかな。
2015/11/14
妃后
あと一歩のところで事件を未然に防げたのに、あれよあれよという間に死者続出のbad endingに。展開についていくのが大変でした。黒幕の正体は想像もつかなかった。
2014/12/12
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
2003年12月15日 初版
2015/03/21
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