訃報は午後二時に届く (徳間文庫 な 21-13)
訃報は午後二時に届く (徳間文庫 な 21-13) / 感想・レビュー
こまちゃん
名作とのことで、読んでみたが、トリックは最初にわかってしまった。残念ながら凡作でした。
2024/06/15
浅木原
黒川博行の某作の解説に「これまで誰も思いつかなかったのが不思議なコロンブスの卵というべきトリック」って書いてあって、黒川が初出なんだと思ってたんだけど、こっちが先じゃねーか! おかげで裏表紙のあらすじ読んだ時点で解ってしまったでござる。まあそのトリックが解ってても、それだけで犯人が解る話ではないので、80年代のゴルフ業界の内幕を背景に二転三転するプロットを楽しめる。真相には非常に現代ミステリ的な問題意識が内包されてて、千街さんが高く評価してるのはこのへんなんだろうな。なるほど面白かった。
2015/03/17
HAZ
公衆電話のあたりは、やはり古臭くなったしまったところはある。けれど、それ以外は面白く読めた。あと、小指のトリックにはなるほど、感心した。
2012/01/05
nightowl
最後に驚かせたかった思いは分かるものの、どうも鮮烈さが無く上手く決まってない印象。ページ数の割にサスペンスに欠け、小さくまとまってしまい中身が薄かった。
シン
トリックは想像できて、”結果やっぱりね”だったけど、最後まで面白く読めた。
2017/07/12
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