帰還!: 古着屋総兵衛影始末 (徳間文庫 さ 12-13)
帰還!: 古着屋総兵衛影始末 (徳間文庫 さ 12-13) / 感想・レビュー
藤枝梅安
本駒込の柳沢邸に忍び込んだ総兵衛らは、柿沢を倒し、深浦で殺した2人の遺体を柳沢に示し、逼塞を迫る。総兵衛は鳶沢一族の本拠を富沢町から駿河の鳶沢村に移し、さらに琉球・首里を商いの本拠とすることを決める。「影」との約定が新たな段階を迎え、柳沢失脚を以って、第一部は終了。作者自身が「あとがき」で記しているように、この連作は「物語のあちこちに破綻があるにもかかわらず」設定・展開が面白く、スピード感あふれる小説であった。はたして第二部はあるのか、あるとすればどのような展開となるのか、総兵衛は何代目になっているのか。
2010/08/16
藤子
途中読んでない巻もあったけど、これで第一部終了!とりあえず大円だと言う事で一安心。第2部を読むのが楽しみです。
2011/02/03
mikage
第一部完!続きが気になります。
2009/01/20
Yoshiko
第一部11巻読了。スケールが大きくなってきた!
2016/09/12
阿南
最終巻は柳沢との最終対決か、と思っていたら、大半は薩摩との海戦。しかも柳沢は将軍が死んで保身で精一杯だし、大黒丸狙うのも船を手に入れて逃げるためだし、巨悪感がなくなって物足りなかった。
2016/05/10
感想・レビューをもっと見る