飛奴: 夢裡庵先生捕物帳 (徳間文庫 あ 19-3)
飛奴: 夢裡庵先生捕物帳 (徳間文庫 あ 19-3) / 感想・レビュー
🐾ドライ🐾
夢裡庵先生捕物帖シリーズの最終作(らしい)。時代ものの制約のなかで七つの推理ネタ(短篇)を書き分ける。最後の話は推理ものではなく、主人公をどうやって退場させるかというもの。登場人物の相関関係とか設定は1作目に書かれてるだろうから、詳しいことがわからないのは残念。人情味あるオチがあったりするけど、個性が掴めてないからなぁ
2022/06/19
rokoroko
兄の本屋を手伝っていた頃[11枚のトランプ]を売っていた気がする。あれから40年!全く読まなかった作家さん。久しぶりの初読み。これは後年の作品なのかしら。ほかの作品も読んでみたいな
2018/03/19
yonemy
初、夢裡庵シリーズ☆主人公の魅力が最終話で伝わり、もしかして本作はシリーズ最終なのか?と不安がよぎる。文句なく面白い!謎解きまでひっかけを2回くらいつくる複雑な構成を短編で味わえるのだから!江戸末期の情勢不安の中、江戸幕府を大切に思う人々の気持ちが伝わってきた。
2019/09/23
やすひで
連作短編集であるが主人公に個性および魅力が感じられない分、何か薄味に感じる。
2011/10/24
いちはじめ
連作短編集「夢裡庵先生捕物帳」第3弾にして最終巻。前の話の脇役が主役を務めるという凝った趣向は健在。ミステリとしてはそこそこかな。
2005/01/07
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