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王事の悪徒: 禁裏御付武士事件簿 (徳間文庫 さ 11-34)

王事の悪徒: 禁裏御付武士事件簿 (徳間文庫 さ 11-34)

王事の悪徒: 禁裏御付武士事件簿 (徳間文庫 さ 11-34)

作家
澤田ふじ子
出版社
徳間書店
発売日
2005-01-01
ISBN
9784198921828
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王事の悪徒: 禁裏御付武士事件簿 (徳間文庫 さ 11-34) / 感想・レビュー

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きくちゃん

前回の最終話は主人公の新たな立場を予感させるような終わり方だったが、意に反して瀕死の重傷は本復。再び御付武士としての活躍が描かれるが本作品でシリーズは終わりとのことでまことに残念。禁裏並びに京都という特殊な舞台と土地柄を背景に描かれた捕物帳だけにその解決策も独特のものが多く、もっと続けて読みたいシリーズだった。ひとつだけ不満があるとすれば前回で主人公平八の師匠大森捜雲は死去している筈なのに、今回の二話「印地の大将」で平八が「この分なら死ぬのはわしのほうが先だ」と喋っていること。作者は何を勘違いしたのか?

2021/04/13

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