地獄の辰無残捕物控 (徳間文庫 な 18-8 縄田一男監修・捕物帳傑作選)
地獄の辰無残捕物控 (徳間文庫 な 18-8 縄田一男監修・捕物帳傑作選) / 感想・レビュー
辺野錠
主人公の岡っ引きがみんなから慕われる町の人気者ではなく物凄く嫌われていると言うリアリティのある部分が独自の雰囲気になっていると思った。話を引っ張っていた岡っ引きをやっている動機になった事件の真相とラストシーンの虚無感は笹沢先生ならではの作風とある意味安定感があった。
2021/07/12
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