木戸のむこうに (徳間文庫 さ 11-45)
木戸のむこうに (徳間文庫 さ 11-45) / 感想・レビュー
ゆのっこ
報われない話ばかりだった。
まゆ子
★★★☆☆
2014/03/14
麦
やるせない話ばかりで、読んでいてつらい。 真摯に生きている人たちの、哀しい物語でした。
2012/05/28
kayoshi
★★★★・
2010/01/22
きくちゃん
京都に生きる市井の人々を描いた人情話。短篇7つを収録しているが、相変わらずの達者さで安心して読める。表題の「木戸のむこうに」というタイトルはそれぞれの物語の行く末を暗示しているようでもあり、まずはこの部分がとても秀逸。登場人物達の何気ない会話の中に人の世の真実が様々に表現されているが、個人的には『竹のしずく』の一節にある・・信賢は皮肉をこめて打ち明けた。「わしらは殿さまが芝居やといわはってもかましまへん。お心になにがあったかて、形は礼のあらわれどすがな」のくだりは正しく慧眼!大変印象に残る。
2019/07/30
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