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電脳娼婦 (徳間文庫 も 14-1)

電脳娼婦 (徳間文庫 も 14-1)

電脳娼婦 (徳間文庫 も 14-1)

作家
森奈津子
出版社
徳間書店
発売日
2008-06-06
ISBN
9784198928063
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電脳娼婦 (徳間文庫 も 14-1) / 感想・レビュー

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巨峰

5つの短編と1つの120ページ程度の中篇からなる。表題作を含む短編集は適度にエロくて楽しめた。SF妄想風変態小説といえばいいでしょうか。性的なマトリックス。誰かの感覚をそのまま自分のものにできるなら、僕も、性的感覚が欲しいw(スカイダイビングとか危険系はいらんw)まあ、そういうことが今はまだできないわけですから、本を読むんだと思うんですよ。そういう意味では、海綿体に効く短編ばかりでした。そして、中篇「黒猫という名の女」は、構成がしっかりしている分エロは薄められてしまったような気がしました。

2010/10/25

冬見

官能小説なんだけど森先生の官能描写に鍛えられたせいか、(森先生にしては)ライトに感じた。本作よりもさらに癖が強い『からくりアンモラル』『西城秀樹のおかげです』とかの方が好きかなあ。

2017/06/08

CCC

これ官能小説だったのか。たしかにそういう要素は話の中心だけど、なんかそういう感じがしなかった。どこか文章の視点が客観的だったからだろうか。『たったひとつの冴えたやりかた』をミステリー的に読み解こうとしたりしてました。全体的にはSF色が強かった。

2021/03/29

雑食奈津子

心を生かす性にはいつも、その前にさみしさがつきまとう。罪を償うために電脳世界で娼婦となった「私」の前に、殺した男の弟が現れる。「私」は電脳の世界で彼から罰を与えられ、やがて出所しても会いたいと望まれるが……。まあまあひどい目に遭う女がいれば男もいて、ここまで性を玩具にするか?と思いつつ、最後まで読む。なるほど、作者は性について痛いほど知り尽くした上で遊んでいるのだろう。いかに有用な玩具でも扱い方を知らなければ遊べない。でもまあ、ほどほどに……。

2019/10/23

ぽつぽつぴー

刺激が強すぎた。今の自分にはこの本の面白さが理解できなかった。

2014/06/24

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