気分は名探偵: 犯人当てアンソロジー (徳間文庫 と 16-9)
気分は名探偵: 犯人当てアンソロジー (徳間文庫 と 16-9) / 感想・レビュー
yucchi
私は名探偵ではないので、解決編では「ははぁー」「ほぅ」「なるほどね〜」と素直に納得(笑) 貫井氏の『蝶番の問題』がよかった(๑•ω•๑)/ 覆面座談会はAさんとCさんはわかったけど、あとは答え見るまでわからなかったわ。あと貫井氏がイメージと違ってて、もっとおっさんかと思ってた(笑)
2015/07/05
ゆう
図書館本。新聞に連載されていた犯人当て懸賞ミステリーで、6人の豪華な作家さんによるリレー連載をまとめた本。難しい!当時の正解率も書いてあったけど、かなり低い。問題編と解答編に分かれてて、解答編読んでああ~そう言われれば…ってなってばっかりだし。楽しめたけど犯人まったく当たらない私…。巻末の6人の覆面座談会も面白くてよかった。座談会でオススメされてた本も読んでみたいな。
2015/01/31
harupon
犯人当てアンソロジー6編。「ガラスの檻の殺人」有栖川有栖正解率11%「蝶番の問題」貫井徳郎正解率1%「二つの凶器」麻耶雄高正解率22%「十五分間の出来事」霧舎巧正解率6%「漂流者」我孫子武丸正解率8%「ヒュドラ第十の首」法月綸太郎正解率28%、どれも難しくて、すぐに解決編を読みました。一番面白かったのは「十五分間の出来事」新幹線の洗面所にいた男が頭から出血して倒れていた たった15分間、しかも狭い洗面所。と「漂流者」漂流者は記憶を失っていた。手がかりはライフジャケットのポケットに入っていた手帳。難問!!
2021/04/04
yai
夕刊フジの懸賞つき犯人当て短篇企画をまとめたアンソロジー。なんとまぁ豪華な面々で嬉々として手にしました。それぞれの色は出てますが媒体が新聞という事もあり、大衆向けの控え目感はありました。ウジウジしない綸太郎青年、ブッ飛んでない木更津悠也、この辺りは特に顕著でしたね。でも、だからといって手抜きなんかじゃなくて難問ばかり。巻末に6人全員の座談があるのですが、名前を伏せてあってクイズなんですね、作者様方のファンはこれだけでも楽しいかと!ん、なに?肝心の作品の方の私の正解率?……イヤイヤイヤ、それはご勘弁を!
2019/09/09
みなみ
有栖川・貫井・麻耶・霧舎・我孫子・法月といった6人の作家による犯人当て推理アンソロジー。犯人当てと銘打たれているが、謎解きはほぼ諦めて、ストーリーを楽しむことを重視し、一部を除き残念ながら当てることは出来なかった。それでも、各話の正解率も記されていて難問レベルを推し量ることができたし、巻末の匿名座談会も面白い。我孫子さんの「漂流者」が個人的にはお気に入り。
2018/10/02
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