スクランブル: イーグルは泣いている (徳間文庫 な 20-5)
スクランブル: イーグルは泣いている (徳間文庫 な 20-5) / 感想・レビュー
おしゃべりメガネ
初読みの作家さんでした。600頁超のボリュームでしたが、それほど苦にすることなく読了できました。作者さんの思いなのでしょうが、とにかく機体に関する記述と「自衛隊」を取り巻く環境に対する説明が本当に多いので、読む側は‘持久戦’となります。悪い意味ではなく、そういった専門的な記述・内容が好きな方はドンピシャでハマること間違いナシと思われます。自衛隊といえば有川浩さんですが、やはり有川さんの方がわかりやすく&読みやすく書かれています。しかし、息もつかせぬドッグファイトシーンの記述はかなりの迫力でした。
2014/02/02
射手座の天使あきちゃん
う~ん、ながぁ~い! とにかく長いです、しかも次巻に続くってどうなの!? (>_<) 領空防衛にあたる航空自衛隊F-15イーグルパイロットの奮闘と苦悩を描く航空オタク向け戦闘機アクション&ラブロマンス(ラブ要りませんよぉ~!(笑))小説 ねぇねぇ、前半200PAGE超の美砂生のOL時代のエピソードって必要ですか? 戦闘機同士の空戦シーンは迫力ものですが、続きはB-OFFの105円コーナーにあれば読んでもいいかな~って感じ! <(^_^;
2014/03/25
りょうじ
この本読み始めてすぐに私に合っていると素直に思いました。 スピード感が強く読み始めたら止まらなくなる作品です。 自衛隊の真実かどうかは別としても話の内容はリアルです。 自衛隊に興味がある、戦闘機(飛行機)に興味がある方は楽しく読めると思います。
2015/11/21
宇宙猫
★ 登場人物は女性蔑視、学歴蔑視、保身第一、飛行馬鹿など極端な人ばかり。主人公はスクランブル中に高校時代の彼女のことを考える女々しいタイプだけど、それがいいと女が寄ってくる話が半分でうんざりした。パイロットがこんなんじゃイーグルが泣くのも納得。
2022/08/19
のほほん@灯れ松明の火
有川さんの「空飛ぶ広報室」を読了して、続けて空自ものが読みたくて手に取りました。帯に“青春群像ドラマ”とあったので、楽しみにしていたのですが…。道標になるような、あぁいう人になりたい!と憧れるようなカッコ良い「大人」が全く登場せず、保身や自分の利益に繋がることばかりを考える利己的な人ばかりしか出てこなくて…。爽やかな青春ドラマとはかけ離れた話の様に感じました。物語的には、敵が何者なのか、何を企んでいるのか気になるのですが、あまり後味の良い話ではなかったので、続きはもう少し元気な気分の時に読みます。
2013/04/23
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