スクランブル復讐の戦闘機 下 (徳間文庫 な 20-8)
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スクランブル復讐の戦闘機 下 (徳間文庫 な 20-8) / 感想・レビュー
koba
★★☆☆☆
2019/06/08
k-katayama
警察に、報道関係者、教職員組合、某国の諜報工作員、そして、我が国のかじ取りをするはずである政治家や官僚たち。そのすべてが組織的に疲弊し、個人の利害のみを最重要視する、それが、我が日本国なのだろうか。第二次世界大戦後の長きにわたる平和と思わせられた時間の中で、本当の意味での「日本国民」を育てることができなかったという想定でこの物語は構成されている。そのことこそが我が国の最大の危機。明治、かの福沢諭吉は、西欧列強に負けない国づくりのひとつの柱として「学問のすすめ」を著した。自国を守るのは、国民の意識だと実感。
2016/01/26
しお
あまりにも弱腰な総隊指令、もはや対応がコミカルにさえ見えてきた総理官邸、理不尽すぎる警察・・この辺はもうスクランブルシリーズの定番化しており未だに少々不自然さを感じる。しかしストーリーは面白く空戦物好きの私としては止められずに発売順の読破モード継続中。前作までは不完全燃焼的な終わり方だったが今作品はなかなかスッキリと完結。大変面白いのに登録者数が少ないのが悲しい・・。
2015/10/31
Hachi_bee
集団的自衛権よりも先に整備しなければならない法律があるのじゃないかと、娯楽小説を読んで考えさせられました。
2014/10/13
カエル氏
「あのヘリをやっちまっていいかっ?」に対して「やってしまえ。繰り返す、そいつをやってしまえ!」がナイス!女子2人のチームワークにも期待!
2014/01/26
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