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KAPPA (徳間文庫 し 32-1)

KAPPA (徳間文庫 し 32-1)

KAPPA (徳間文庫 し 32-1)

作家
柴田哲孝
出版社
徳間書店
発売日
2009-02-01
ISBN
9784198929275
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KAPPA (徳間文庫 し 32-1) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

UMA(未確認動物)シリーズの作品です。ちょっとしたSFでもあり、ある種ホラー的要素もなくはない作品ですが、好きな作風です。「ありえない」とハナっから否定感丸出しで読み進めていくのですが、気がついたら「(UMAが)いるかも・・・」と思えてしまいます。そのぐらい描写がリアルで、UMAに対する蘊蓄もストレスなく読めてしまいます。仮に映像化するとしたら日本では絶対にできないかなと思ってしまいます。こういうのは是非ハリウッドでお願いしたい作品です。他のUMAシリーズも驚くほどリアリティにあふれていますので是非!

2010/06/29

ちょろこ

明るさが良かった、一冊。舞台は牛久沼。上半身ひきちぎられた死体が発見された。この猟奇殺人の謎にルポライターが迫る物語。河童に喰われただの河童を飼っているだの…今回も心を刺激されまくりのスタート。先に読んだ「Tengu」に比べると全体的に明るさを感じられたし、サクサクいけたのも良かった。川の漁師魂ムンムンの源三さんが良い味だしてたなぁ。沼の奥底には果たして河童がいるのか…これはこれでなるほどの結末。とにかく何かを探究するってワクワク浪漫があって良いな。

2020/04/02

モルク

牛久沼でのブラックバス釣りが上半身を食いちぎられて死ぬ。目撃者は犯人は河童だという。その目撃者も死体で発見される。河童伝説のある牛久沼、果たして河童が人を食らうのか。老漁師、ルポライター、刑事、不登校の少年がその正体を追う。自然環境や外来種による生態系の変化などの社会問題も含む内容となっているが、釣りをしないので釣具などの説明の長さが気になる。そして河童の正体である「物」をググって見たが、これが河童に見えるか?でも登場人物は個性的で魅力的。「ダンサー」ではルポライター有賀と息子が再び出てくるらしいので注目

2020/03/28

ちーたん

★★★☆☆UMA👽シリーズ?第一弾はお気に入りさん達絶賛の【TENGU】じゃなく【KAPPA】のようなのでこちらから読んでみた!茨城県牛久沼でブラックバス釣り中、男性が沼に引きずり込まれ無残な姿で発見される。目撃者が水中で目にしたソレはまるで河童。ルポライター・有賀と刑事・阿久沢が真相を追う!河童は本当に実在するのか?◆有賀の相棒ワンちゃん・ジャックが被害にあわないか心配でしょうがなかった💦ハードボイルド風な筆致で物語は進行!終盤わかる河童の正体・・・そういう感じか〜😯TENGUに期待✨

2020/06/03

mr.lupin

柴田さんは「TENGU」に続き2冊です。河童ね。。。う~ん、河童ね。果たして河童の正体は?ワクワク、ドキドキしながら読み進めました。なるほど、そう言う訳なんだ。うん、うん、もしかしたらあり得るかも。河童の捕獲はもう少し緊迫感があっても良かった気がします。でも面白かった~☆☆☆☆☆

2016/07/08

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