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酔いどれ犬 (徳間文庫 ひ 24-1)

酔いどれ犬 (徳間文庫 ひ 24-1)

酔いどれ犬 (徳間文庫 ひ 24-1)

作家
樋口明雄
出版社
徳間書店
発売日
2010-02-05
ISBN
9784198931186
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酔いどれ犬 (徳間文庫 ひ 24-1) / 感想・レビュー

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はつばあば

昨夜は久々に男臭い本に出会って寝る時間を忘れてしまった。自堕落な生活を送ってはいるが、まだ人生を捨てていない鳴沢。昭和は酔っ払いが多いのかと問われそうだが、酔っ払い大いに結構じゃないか。男も女も下を向きながらちまちまと指を動かし、人の顔など見て話しやしない。親と子、いつの世も旨くいくとは限らないが尊属殺人は最も刑が重かった。今でもそうか分らないが、余りにも人が殺され過ぎだ。飲み友達の死を探ったばかりに殺されそうになる鳴沢。昭和は人情の世界だったと云っても、今の人達には理解されまい。糞煩わしいだけだと。

2016/02/07

マムみかん(*感想記入少なめです*)

愛情を求めているのに不器用で素直になれず、孤独で寂しい登場人物たち。 飲み友達の不審な死を調べ始めた元俳優の鳴沢多聞に、なぜか迫る危機と入り組んだ謎が面白かった! 落ちぶれてアル中気味だけどプライドを失わず、周りの人たちを惹きつける鳴沢は、藤原伊織さんの作品の主人公に似ていて好みでした♪

2010/11/03

さちこ

サクサク読めたし、ドキドキがいっぱい。汚れて落ちぶれたヒーローだけど、1本筋が通っててカッコイイ。仲間達の優しさもいいなと思う。思うように行かないのが人生なのねー。

2011/06/18

nyanlay

男くさい一冊。ドラマっぽいと思いながらもついついページをめくりたくなる、スピード感があった。

2011/02/05

おもしろかった。…けど、樋口さんにはつい過剰に期待してしまうから少し物足りなく感じた。あの臨場感、迫力と緊迫感に溢れてついつい読む手を止められない、あの感覚を。でも、主人公やその仲間、ヤクザの水尾、警察の蟻塚たちが人間くさくてイイ味だしていてよかった。

2010/06/01

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