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The Profiler: 悪魔は天使の胸の中に (徳間文庫 し 32-3)

The Profiler: 悪魔は天使の胸の中に (徳間文庫 し 32-3)

The Profiler: 悪魔は天使の胸の中に (徳間文庫 し 32-3)

作家
柴田哲孝
出版社
徳間書店
発売日
2010-05-07
ISBN
9784198931599
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The Profiler: 悪魔は天使の胸の中に (徳間文庫 し 32-3) / 感想・レビュー

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きあら

各地で女性をバットで殴り付ける事件が同時に多発。いずれの犯人に接点は無く、共通するのは頭の中に聞こえてきた声に導かれたとの供述。事件を追う元FBIプロファイラーのエミコと西新宿所の城島。その真相とは。The Profilerの題名の割にはプロファイルは軽めだが、読み易い。最後やけにあっさり誘いに乗ると思ったら、こう来たのか。お互いに心に傷を持つ者同士惹かれるのは必然か。この先2人がどう発展するのか気になる。

2018/10/25

鬼山とんぼ

05年に『下山事件・最後の証言』を書き上げてからの数年は著者の作家としての飛躍期でこの本も含め秀作が多い(けして今が不調と言ってない)。題材、設定、登場人物、展開とも違和感なく、すぐさま文章に没入できた。妙な文学的技巧を振りかざさないのはストレートでスピード感のある展開にマッチしており、3時間余りで非常に気持ちよく読み切ることができた。それは娯楽作品として優秀であるということだろう。一見、模倣犯風に見えるがそれは悪質なネット利用の催眠術であるという主題は一段とネット中毒になっている今の時宜にかなっている。

2024/06/13

さんつきくん

面白かった。元FBIのプロファイラー・エミコと刑事対犯人の攻防がスリルがあった。エミコのプロファイリングの一つ一つがカチカチとハマっていく描写にもスカッとした。物語は日本各地で若い女性が犯人にバットで殴られ死傷する事件が次々発生。その場で犯人が逮捕され、類似の事件に関連性は無いものと思われたが、エミコだけは自身が出演する番組で関連があると言い切った。この事件を操る別の人物との攻防が始まるのであった。犯人の次の標的はエミコである。終盤にかけて犯人像がエミコのプロファイリングと共に徐々に明らかにされていく。

2020/05/16

sarie

見知らぬ通行人の女性をバットで殴って死傷させるという事件が日本各地で連続発生し、城島刑事が元FBI心理捜査官エミコと共に事件の真相に迫っていくお話。 サブリミナル効果に多少時代を感じましたが、面白く一気読みでした

2015/10/18

あいちょ。

再読 友人から返ってきたので、何となく読み返す。

2013/09/24

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