スクランブル 尖閣の守護天使 (徳間文庫)
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スクランブル 尖閣の守護天使 (徳間文庫) / 感想・レビュー
やんちゃジジイ
自衛隊には「出世したければ何もしないことだ」という格言がある。自衛隊幹部が国や国民の為に踏み込んだ事をやろうとすると、慣例や自衛隊法や規定に邪魔される。それらを解釈で乗り越えようとするとたちまち「軍国主義」「憲法違反」だとバッシングされ引きずり降ろされてしまう。マスコミに報道されたら社会問題となり自衛隊を去らねばならない。出世したい者はそういうライバルが失脚するのを陰で黙って見ていればよい。自分は何もしないのが一番だ。≪著書より≫一般社会でもこういうことって大いにあると思う。自衛隊という世界でもこうなのか
2016/10/06
micky
相変わらず一気読み。接敵の常識を知らない政治家、外交の常識を知らない政治家・・・案外、本当に現実のような気がします。
2023/02/08
k-katayama
国家体制は、どの国でも国民の総意で作り上げられるべきものだと思うが、この物語のベースは、日本は終戦後の占領政策から脱しきれていないという設定だ。戦後の平和は、合衆国の作為の元でもたらされているものであり、日本国民が自らの力で勝ち取ったものではないという設定になっている。だから、当然のごとく、日本人は日本を外敵から守ることはできないという結論になってしまう。政治家も官僚も、日本という国を守るための確固たる指針も信念も持ち合わせていない。だから、決断もできない。そんなリーダーのもとでは組織は動くわけがない。
2016/01/30
座敷童
黒羽が女優?何かすごい設定だな。
2016/06/27
たかひー
★★★★ 空戦シーンは相変わらずの面白さであるが、あまりにそこに力を入れて描写しているせいか、物語が進まず、もどかしい。
2016/05/04
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